地区ガバナー挨拶

地区ガバナー 渡辺 博
2022-2023年度 地区ガバナースローガン
「地域と共にWe serve! クラブが主人公」
ライオンズクラブの原点は「奉仕活動」に尽きます。我が333-E地区茨城県内全域に81クラブ存在し、ほぼ県内全域をカバーしております。
我々のライオンズ活動は地域があって存在する奉仕団体です。ウィ・サーブ精神の下、見返りを求めることなく、奉仕活動する志の高いメンバーの集団であり、それぞれの地域に必要とされるライオンズクラブ、地域に欠かせないライオンズクラブ、この奉仕機動力を動かすのは81あるライオンズクラブです。 クラブが主役となる奉仕活動、アクティビティは地域に大きなインパクトを与えます。
そんなクラブを後方支援していくのが、キャビネットの存在です。我々キャビネットはクラブ会長はじめ、各クラブが輝ける奉仕活動、アクティビティを全力で支援します。
2022-2023年度 アクティビティ スローガン
「高めよう志 広げよう奉仕と友情の輪」
「奉仕活動」それは1個人でも出来る活動であり、またライオンズクラブという大きな組織で動かす事で、地域により大きなインパクトを与えます。奉仕活動はライオンズクラブメンバー以外でも出来うる活動です。
第106代目ブライアン・E・シーハン国際会長メッセージは
「Together We can」 みんなでやればできる
を発信しております。ライオンズクラブ、この巨大な組織を動かし、地域に必要とされ、欠かせない、地域に根ざしたクラブ、またこれからライオンズクラブメンバーは、より高い志、誇り、品格、プライドを持ち、ライオンズクラブ メンバー内外を超えた、大きな奉仕の輪として広げていきたい。その奉仕活動通して、友情や絆が生まれ、より強固な輪を広げていきたい、そんな集団でありたいです。
2022-2023年度 ガバナー方針
1. コロナによる例会中止でなく、
オンライン例会・アクティビティ例会の実現を
長引くコロナにより、各クラブとも制限された例会が続いているかと思います。当然にメンバーには持病や基礎疾患があり、人と接する事、密になっているところを避けたいメンバーも当然にいらっしゃることと存じます。このような状況でも、クラブ規約に記載されている通り、定時例会を開催して頂きたいです。
このコロナ渦でリモート開催、ハイブリッド開催と新しい例会様式が生まれました。クラブメンバーが交流出来るクラブ例会、この貴重な機会を今年度はあらゆる手段で行って下さい。ライオンズクラブは理事会で審議し、例会で承認され、はじめて活動、行動、実行されていきます。
またクラブによっては、コロナ渦により新しく屋外型アクティビティを企画したり、奉仕活動同時に例会を屋外で開催しているクラブもおります。
今後、コロナウイルス感染がどうなるか分かりませんが、いま感染が落ち着いているときこそ、対面、非対面例会の準備、計画をして頂き、メンバー交流の場を失わないで頂きます様、お願い申し上げます。
2. 奉仕事業、My Lionによる奉仕報告率をあげる
国際協会が数年前より力を入れているMy Lionによる奉仕報告率アップを強化しております。現在、ライオンズクラブで使用するITツールは3点あります。
ⅰ)サバンナ
このシステムは皆様もよくご存じの会員動静やアクティビティ活動の登録が可能なシステムです。が残念ながら日本国内のみ運用されているシステムで国際協会非公認システムです。
ⅱ)My Lion
このシステムは国際協会公認であり、奉仕事業・結果を国際本部へ報告するシステムです。このシステムで報告することにより、自クラブの奉仕結果報告はもちろん、奉仕計画を近隣ライオンズクラブへ周知する機能も備えており、他クラブアクティビティ活動参加奨励する役割も担ってます。
ⅲ)My LCI
こちらも国際協会公認プログラムで主に会員動静を登録するシステムです。このシステム運用することで、リアルタイムに当地区会員増減が瞬時にわかります。この点はサバンナと違いリアルタイム、また他地区の会員動静もわかるシステムになっております。
※上記ⅱ)ⅲ)はこのシステムはLionアカウントの登録が必要です。
3. 2022-2023年度末に会員数純増を達成させる
会員減少が止まらない中、国際協会は今期より新しい会員増強手法「GMA」グローバル・メンバーシップ・アプローチが始まります。この手法の目的は
1.新会員を加えてクラブ活性化を図る
2.仲間との親睦と興味深い奉仕で既存会員たちの意欲を再燃させる
3.ライオンズリーダーに研修と支援を提供する
4.毎年会員数純増で1年を終える
これらが新しい会員増強手法「GMA」グローバル・メンバーシップ・アプローチになります。
クラブにはメンバーが必要、メンバーがいることでクラブ活動が活発に永続的に存続し、クラブに歴史と伝統をもたらします。
また今期は従前のGMTグローバルメンバーシップチームを2分割にし、
■GMT・GMA・新クラブ・会員増強・会則委員会
■GMT・GMA・会員満足度委員会
を発足し、従前の会員増強とは別に会員にクラブ活動満足度を高め、退会防止リテンションにも繋がる研修会も開催して参ります。
GMTに対するメンバー皆様のご協力お願いします。
4. LCIF、今期地区目標達成目指す
LCIFライオンズクラブ国際財団の使命は「人道奉仕事業をおこない地域と世界に希望をもたらすライオンズとそのパートナーの取り組みを、交付金を通じて支援すること」です。健康と福祉を改善し、地域社会を強化し、恵まれない人々に支援を提供するとともに、平和と国際理解を促進できること。これが私たちの使命になります。
LCIFでは焦点分野として「視力保護」「青少年育成」「災害援助」「人道支援」「糖尿病」「小児がん」「環境保全」「食料支援」と8つの焦点分野を多岐に渡り、ライオンズクラブと世界中のパートナーが結ばれております。特に333-E地区として以下の焦点分野に注いでいきたいと考えてます。
■青少年育成
ライオンズクエストプログラムで青少年と教育者にツールを提供し、若者たちが前向きな選択をし、奉仕を通じて学び、健全な若い男女に成長できるように支援していきたい。
■災害援助
世界中の気候変動。災害はいつでも、どこでも起き得る時代ですので、LCIF通じて支援していきたいです。
■食料支援
空腹に苦しむ人々、特にこどもたちが健康的な食事を得られるよう支援して参りたい。
5. 地域に根ざした新しいアクティビティの発掘を!
各クラブ、多岐に渡りいろいろなアクティビティ活動をされているでしょう。ライオンズクラブは歴史と伝統を守り、継続しています。
今行っているアクティビティ活動がそのパートナーより本当に必要とされているか、今一度、見直すことも必要ではないでしょうか。永年培っている奉仕活動を止める、辞めるということではなく、本当にこのアクティビティ活動が喜ばれているのか、必要とされているのか。を今一度見直してはいかがでしょう。
時代は刻刻と変わってきております。その時代に即したアクティビティも発見されているはずです。
コロナ禍で奉仕活動を例会として取り組み始めたクラブ、またはひとつのものに特化して奉仕活動に取り組むスペシャルティクラブも存在しております。
またいくつかのクラブが合同で、あるいは他の奉仕団体や自治体と合同で行うこともいいことではないでしょうか。
ぜひ新しいアクティビティの発掘を期待します。